有名人占い ― 2012年02月26日
最近、更新回数が少ないのに、珍しく2日連続で記事を掲載します。その割には話題はどうでもいい内容ですが、雑談を。
数年前のことですが、インターネットで作家占い、画家占い、音楽家占い、映画監督占い、というのを
やったことがあります。生年月日を入れると、「あなたの性格は作家で言うと〇〇です」という答えが出てくるのです。
そしたら、ぼくの占いの回答は以下のようなものでした。
作家——吉田兼好
画家——葛飾北斎
音楽家——ベートーヴェン
映画監督——ジョン・スタージェス
びっくりしましたね。そして笑えました。僕の好きな人たちばかりだったのです。ちなみに、映画監督ジョン・スタージェスの代表作は「黄金の七人」「大脱走」「OK牧場の決闘」です。
共通点は何かというと、みんな偏屈なんです(笑)。変人。わかるなあ。スタージェスの人柄については詳しいことが分からないのですが、彼の映画に関しては
少なくとも上に挙げた作品はどれも好きです。他の3人は間違いなく変人です
。世の中とうまくやっていけない頑固な自己主張を持っている。
ぼくは、この人たちの作品に昔からすごく惹かれていたのですが、占いの結果を見て、妙に納得してしまいました。通じ合うところがあるから、作品が好きなのかなと。ただ、この人たちくらいすぐれた才能があればいいのですが、僕の場合は、偏屈なだけだから困ったものです。
占星術はぼくにはまったく当てはまらないので(だから何座かは言いません)まるっきり興味ありませんが、生年月日による占い(おそらく四柱推命が基本でしょう)で、どう考えても現実と異なるのが「あなたはお金には一生困らないでしょう」という答えが出ることです。
しょせん遊びに過ぎないと
分かってはいても、だったら、もう少しお金くれよ〜、と文句を言いたくなるのでした。
こんなに長いこと休んでた —近況報告— ― 2011年09月03日
気がついたら、8月はたった一つしか記事を書かなかった。それもほとんどひと月前。これはまずいですね。しかも、間があきすぎると、リズムがくるって、再開のきっかけがつかめなくなってしまいます。いったい何を書けばいいんだろうって。
そしてもう9月。これじゃ誰もこのブログを見てくれないよなあと思いながら、先ほど久しぶりにここをあけてみたら、
なんと! 新しいコメントが! わー、びっくり! 申し訳ありませんでした。と同時に、ありがとうございます。見てくださっている人はきっと他にもいらっしゃるんですよね。
いろいろ考えたり感じたり、書こうと思った話題はあったのですが、ちょっとタイミングを逃していました。この夏、いつもより活動量が落ちていたのは、猛暑も一因だよなあ。ランニングも回数・距離とも減っているし(でもやめてはいません)。さらにここ数日は台風のせいでやたらと蒸し暑い不快な風が吹いてるから、じっとしていても
汗が出る。
仕事と直接関係はないのですが、今電車の中で、ヘミングウェイの "For Whom the Bell Tolls" (誰がために鐘は鳴る)を読んでます。その前まで、 "A Farewell to Arms" を読んでいたので(なんとこれが、高校時代に買った本なのです)、引き続きヘミングウェイということで。実はこの人の英語は、難しい言葉が使われていないので、日本人には意外に読みやすいですよ。
またいつものように記事を掲載していきます。
再開しようと思っていたところに、いいきっかけが与えられました。
……と、今日はご挨拶のみですが、よろしく。
シックス・センス ― 2011年01月16日
ぼくは本にしろマンガにしろ映画にしろ、このブログで取り上げるときに、新刊か古本か、最新作か旧作かなんてまるで考えずに、自分で気に入ったときに気に入ったものを選んで感想を書いてます。気ままなやり方です。ジャーナリズム感覚が根本的に欠落した人間なのですね。
というわけで、今夜見たDVD「シックス・センス」のことをちょっと書きたいと思います。見た人もたくさんいるだろうから、何で今ごろ?と言われそう。11年前の映画ですからね。でも、とにかく感想を書きたくなるような傑作だったのです。子どもたちもこれが好きで、娘はこの作品を見るのはもう4度目だとか。
いい映画だということは公開当時から聞いていたけれど、今回はじめて最初から最後までじっくり鑑賞して、いやー、面白い。感動しました。えっ、これがアカデミー賞、無冠? この年(1999)の作品賞は「アメリカン・ビューティー」。うーん、仕方ないか。
ちなみに、「アメリカン・ビューティー」も面白かったのですが、こちらはひと癖ある内容で、感動という種類ではありません。ぼくはこの作品で主役をやったケビン・スペイシーのファンです。この年には「グリーンマイル」も候補に挙がっていて(こちらは主役がトム・ハンクス)、なかなかの激戦だったのですね。
話が脱線しました。でもわざとです。
さて、シックス・センス。Sixth Sense 第六感。これは愛の物語です。親子の、そして夫婦の。ミステリー、ホラー仕立てになっているけれど、紛れもなく愛の物語です。ネタバレになるのでストーリーは話しませんが(でも、みなさんご存じでしょう)、結末が分かってもやっぱりもう一度見たくなりますね。
とういか、むしろ2度目以降は見方が変わります。それくらいよくできたお話です。
ブルース・ウィリスはアクション俳優だけれど、この映画にはアクションは一切出てきません。人間の内面を表現する演技で勝負しています。俳優だったらこういうのをやってみたいと思ったんでしょうね。
舌を巻く演技を見せるのはもちろん、あの子役、ハーレイ・ジョエル・オスメント。主役はブルース・ウィリスが別の役者に交替する可能性は想像できるけれど、子役に関しては、この子じゃなかったら、この映画は成り立たなかったんじゃないかと思えますね。
スピルバーグの「A.I.」にも出てきましたけど、ぼくはあの作品があまり好きじゃなかったので、ハーレイ君の演技としては、やっぱりこっちの方を推します。
実は、昨日、仕事で必要があってDVD「猟奇的な彼女」を見たのです。ちょっと辛かった。先日は「私の頭の中の消しゴム」も見たのですが、これも辛かった。どういう意味で辛かったか、コメントは差し控えさせていただきます。
で、そのお口直しにこのDVDでも見たら?と、娘に薦められて見たのが、この「シックス・センス」だったのです。
少し気持ちが落ち着きました。ああ、よかった。
チリ鉱山からニューヨークマラソンへ ― 2010年11月10日
チリ鉱山の落盤事故から救出された人が、ニューヨークマラソンに出場して完走したというニュースが7日、報道されました。チリ落盤事故から私たちは人間のもつ可能性や希望について本当に多くのことを考えさせられましたが、その延長線上にあるこのニュースは、そのことをさらに深めて伝えてくれる出来事でした。
完走したのはエディソン・ペナさん、34歳。左膝を痛めていたので途中歩いたようですが、それでも5時間40分51秒でゴールしたとのことです。輝かしい記録です。ペナさんはもともと走ることが好きで、救出されるまでの間、暗闇の坑道をほぼ毎日5〜10km 走っていたそうです。
だいたいマラソンを完走するだけでもたいへんなことです。根性だけでは実現できません。それを達成するには日ごろの地道な訓練が必要なので、実行できただけで一定の評価を受けるに値するとぼくは思っています(その点で、4時間を切って東京マラソンを完走した鈴木宗男さんのことも、ぼくは尊敬しています)。チリの落盤で生きるか死ぬかの瀬戸際という状況に追い込まれた人がこんなことを成し遂げたというのは、どれほど言葉を尽くしても賞賛し尽くせないと思うのです。
大会の主催者から招待を受けたペナさんは、「どんな状況でも絶望せず、挑戦することの大切さを伝えたい」と言って申し出を受けたそうです。こういう言葉を、ついわかったような気になって(そのくせちっともわかっちゃいないのだけど)、うん、そうだね、なんて聞き流してしまうことの多い私たち。この言葉がリアリティーを持つにはどんなにたいへんなプロセスが必要か。
ぼくみたいな凡人でも、走ることで得られること・学ぶことってほんとうに多いのだけど、走ることにも多様な受け止め方と実践があることを、このニュースでまた知らされました。「マラソンは生きることそのもの」という真理が、安易な比喩ではなくて、心に響いてきますね。
ぼくはとても環境のいい公園を週2〜3回走っています。1回に走る距離は、夏の間は暑いので5.5km 、普段なら10km 。10月末からちょっと前まで、風邪のせいで10日ほど休んでしまいましたが、先週末から復活しました。
怠慢なぼくは時々、仕事が混んでるし、今日はやめようかな、なんて思うことがあるんですよ。でも、暗い坑道を毎日5〜10km 走っていたペナさんのニュースを聞くと、広い空や美しい草花を眺めて走ることのできる幸せを自ら放棄するなんて、もったいないことだと反省してしまいますね。
Count your blessings. 恵みを数えよ。
これからも走り続けたいと思います。
井上ひさしさん逝去 ― 2010年04月11日
今朝、インターネットを開いたら、井上さんの訃報を知り、思わず「ええっ!」と声を上げてしまいました。去年の秋にがん治療に専念する、というニュースは聞いていましたが、まさかこの時期に、こんなに早く亡くなるとは予想していませんでした。ほんとうに残念です。
ぼくが在籍していた大学の学科で、最も有名な卒業生と言っていいでしょう。ご存命中、一度もご本人にお会いすることはできませんでしたが(それも悔やまれる。チャンスはあったんだろうに……)、作品やさまざまな活動・発言に触れて、ずっと尊敬していました。日本の偉大な良心がまた一人天に召されました。世界にとって大きな大きな損失です。
ぼくは著名人が亡くなるニュースで泣くことはあまりないのですが、この訃報はちょっと涙が出てしまいます。
神様のもとで井上ひさしさんの魂が安らかに憩いますよう、お祈りいたします。
アバターもエクボ ― 2010年02月22日
話題の映画、「アバター」を見ました。十二分に楽しめました。3時間近くの上映時間ですが、飽きません。ジェームズ・キャメロンだから、仕事ぶりは間違いないだろうと思っていましたが、期待通り。さすがですね。エンタテインメントとして一級の出来です。 映像と音声で観客をアバターの世界にグイグイ引き込んでいきます。もちろん見るなら3D(立体映像)で。アトラクションの体験に近いものがあります。
キャメロンの職人ぶりは、ターミネーターを見ればよくわかります。あのシリーズが他の監督の手に移ったときに、質はがっくりと落ちました。
キャメロンは日本のアニメが大好きなんだそうですが、この作品でもラピュタやナウシカやもののけ姫など、宮崎アニメを彷彿とさせる設定がそこら中に出てきます。もちろんこれまでの彼の作品のイメージも随所に現れます。途中に出てくる女戦士は、ターミネーターのジョンのお母さん。最後の敵役との決闘シーンもターミネーター。ラブシーンの音楽はタイタニック(音楽担当が同じ人ですから当然でしょうね)。今回の音楽全体は、ライオンキングかアディエマスを思わせる民族音楽風なものでした。
ところで、偶然かもしれないけれど、最後に主人公が大勢の仲間に向かって演説をするところは、オバマを彷彿とさせるものでした。アメリカの国は基本的にああいう文化なのですね。もちろん、あのシーンだけじゃなく、この物語に出てくる人物はナヴィ族を含め、どれをとってもアメリカ人しかいないのだけど。
この映画に新しさがあるとすれば、CG、特に3Dの映像でしょう。それ以外に斬新なものは特にありません。ストーリーは単純で陳腐だし、愛だの希望だのといったところで昔からのパターンを繰り返しているだけなのですが、そこは大衆がどういうものかを知り尽くしたキャメロンの計算でしょう。見る側もそこは織り込み済み。とにかく、めくるめくファンタジーアクションの世界をここまで徹底して映像にしちゃうというのは、見事と言うほかありませんね。
豪華ディナーをたっぷり堪能した、と言う感じです。見て損はありません。
トウキョウソナタにはがっかり ― 2009年08月18日
「トウキョウソナタ」にはがっかりしました。DVDを借りてきたのですが、「Cureキュア 」の黒沢清監督だし、カンヌ映画祭で受賞(「ある視点」賞)しているし、ぼくの好きな家族ものだし、新聞の批評も悪くなかったから、ちょっと期待していたのです。でも期待の8割は裏切られました。
一番の原因は脚本でしょう。安易で凡庸すぎる。筋が読めてしまう。人物設定が月並みだから、セリフや行動に意外性も印象に残るものも何もありません。こんなことってあり得ないだろう、と思うことが至るところにありました。それは意外性というよりお粗末なだけです。たとえば次男のピアノ。あれで天才的な才能があるなんて、いくら何でも無理があるんじゃないの。主人公(香川照之)の友人だって、悲惨さを強調するためにとってつけたような役回りだし、終わり頃に出てきた泥棒(役所広司をこんな所に使うなんてもったいない)なんて、まるっきりリアリティーがなく、かといってフィクションとしての別の効果があるかというとそうでもない。
最後に「やり直せるだろうか」というセリフがたくさんでてくるのもわざとらしい。これを言いたいためにここまでむりやり物語を引っ張ってきたの?と言いたくなります。30年前のドラマを見ているような感じを受けました。演出で特筆に値するようなものもない。役者たちの演技も、ことさらコメントする気なし。全体に何か、基本的なところができていない感じ。いったいどうしてこんな作品がカンヌで受賞したんだろう?
ひと月ほど前に見た「歩いても歩いても」の方がよほど上質の映画でした。人間をよく見ているし、映像やセリフに印象に残るものがありました。
自分の老い先のことを考えると(笑)、つまらないもので時間をつぶしたくないという思いがここ数年強く、映画でも本でも、変なものをつかんでしまうと、時間とお金の無駄遣いをしたという不快感が残ってしまうのです。あーあ、またかって。
ということでこの映画、思いっきりこきおろして、がらくたをつかまされた悔しさのうさばらしをさせてもらいました。
一番の原因は脚本でしょう。安易で凡庸すぎる。筋が読めてしまう。人物設定が月並みだから、セリフや行動に意外性も印象に残るものも何もありません。こんなことってあり得ないだろう、と思うことが至るところにありました。それは意外性というよりお粗末なだけです。たとえば次男のピアノ。あれで天才的な才能があるなんて、いくら何でも無理があるんじゃないの。主人公(香川照之)の友人だって、悲惨さを強調するためにとってつけたような役回りだし、終わり頃に出てきた泥棒(役所広司をこんな所に使うなんてもったいない)なんて、まるっきりリアリティーがなく、かといってフィクションとしての別の効果があるかというとそうでもない。
最後に「やり直せるだろうか」というセリフがたくさんでてくるのもわざとらしい。これを言いたいためにここまでむりやり物語を引っ張ってきたの?と言いたくなります。30年前のドラマを見ているような感じを受けました。演出で特筆に値するようなものもない。役者たちの演技も、ことさらコメントする気なし。全体に何か、基本的なところができていない感じ。いったいどうしてこんな作品がカンヌで受賞したんだろう?
ひと月ほど前に見た「歩いても歩いても」の方がよほど上質の映画でした。人間をよく見ているし、映像やセリフに印象に残るものがありました。
自分の老い先のことを考えると(笑)、つまらないもので時間をつぶしたくないという思いがここ数年強く、映画でも本でも、変なものをつかんでしまうと、時間とお金の無駄遣いをしたという不快感が残ってしまうのです。あーあ、またかって。
ということでこの映画、思いっきりこきおろして、がらくたをつかまされた悔しさのうさばらしをさせてもらいました。
農大オープンキャンパスへ ― 2009年08月04日
土曜日に、東京農大厚木キャンパスへ息子と行ってきました。面白かった。高2の息子に向いてそうな大学はどこだ、と前から考えていて、本人にも聞いていたのですが、どちらかというとパズルなんかが得意で科学系だし、昆虫が好きだから、そうなると農学部じゃないの?ということで農大を見ておこうかということになったのです。
自然が好きなぼくもちょっと興味がありますから、ついていくことにしました。片道2時間。ついたところは自然に囲まれた小高い丘の上。息子のお目当ては昆虫研究室です。前日から、これのためにスケジュールを立てていました。
農学科の中でもこの昆虫研究室は最近大人気なのだそうです。教授を始め、学部の学生に至るまで虫に関する知識と情熱は驚くべきもので、虫屋さんたちのディープな世界をかいま見ることができました。大学院生の発表も面白かったし、標本もすごかったし、刺激に満ちた空間と時間でした。農大を見に行ったと言うより、昆虫研究室を見に行ったという感じです。息子にとっても大いに刺激になったようす。見学に来ていた同年代の高校生たち(女子もいましたよ〜。虫好きの女の子がいるのはうれしいことです)の中にも昆虫オタクがたくさんいて、これはちょっとレベルが違うぞ、と思いましたね。
キャンパス内には畑や植物園もたくさんあるし、牧場もあって、馬や牛や山羊なんかも飼われていて(動物園のような匂い。いいなあ)、ぼくが今までに抱いていた大学キャンパスのイメージとはまったく違ったものでした。畜産やら野菜やら他にも聞きたい話がいっぱいありました。こんなところで大学生活が送れたらいいなあ、なんてまるでぼくが高校生のような気分になって、ワクワクしながら参加していたのでした。
娘の受験時代には武蔵美や多摩美のオープンキャンパスに行って、このときにも心がときめいたのを覚えています。子どもたちの興味がどちらもぼくの興味の延長上なので、なんだかぼくは自分が、もう一度学生時代を追体験しているような気分になるのです。
比べてはいけないのですが、オープンキャンパスそのものも研究発表も、プレゼンテーション力は美大の方が農大より上(あたりまえですね)。ということは、昆虫研究にしても、せっかくあれほど面白い内容なのだから、美大の学生と協力してプレゼンテーション制作すれば、もっともっとワクワクするものができるんじゃないかと思いましたね。
帰りの電車の中で、またスケッチしました。オープンキャンパスとはまったく関係がなくて、ごめんなさい。農大でとった虫の写真は、後日掲載します。
自然が好きなぼくもちょっと興味がありますから、ついていくことにしました。片道2時間。ついたところは自然に囲まれた小高い丘の上。息子のお目当ては昆虫研究室です。前日から、これのためにスケジュールを立てていました。
農学科の中でもこの昆虫研究室は最近大人気なのだそうです。教授を始め、学部の学生に至るまで虫に関する知識と情熱は驚くべきもので、虫屋さんたちのディープな世界をかいま見ることができました。大学院生の発表も面白かったし、標本もすごかったし、刺激に満ちた空間と時間でした。農大を見に行ったと言うより、昆虫研究室を見に行ったという感じです。息子にとっても大いに刺激になったようす。見学に来ていた同年代の高校生たち(女子もいましたよ〜。虫好きの女の子がいるのはうれしいことです)の中にも昆虫オタクがたくさんいて、これはちょっとレベルが違うぞ、と思いましたね。
キャンパス内には畑や植物園もたくさんあるし、牧場もあって、馬や牛や山羊なんかも飼われていて(動物園のような匂い。いいなあ)、ぼくが今までに抱いていた大学キャンパスのイメージとはまったく違ったものでした。畜産やら野菜やら他にも聞きたい話がいっぱいありました。こんなところで大学生活が送れたらいいなあ、なんてまるでぼくが高校生のような気分になって、ワクワクしながら参加していたのでした。
娘の受験時代には武蔵美や多摩美のオープンキャンパスに行って、このときにも心がときめいたのを覚えています。子どもたちの興味がどちらもぼくの興味の延長上なので、なんだかぼくは自分が、もう一度学生時代を追体験しているような気分になるのです。
比べてはいけないのですが、オープンキャンパスそのものも研究発表も、プレゼンテーション力は美大の方が農大より上(あたりまえですね)。ということは、昆虫研究にしても、せっかくあれほど面白い内容なのだから、美大の学生と協力してプレゼンテーション制作すれば、もっともっとワクワクするものができるんじゃないかと思いましたね。
帰りの電車の中で、またスケッチしました。オープンキャンパスとはまったく関係がなくて、ごめんなさい。農大でとった虫の写真は、後日掲載します。

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