スケッチ2点2013年03月28日



サビーネ。クルーガーさん


デイヴィッド・マッキントッシュさん。

 久々に人物スケッチを。
 週2回行っているNCCで、きのうお別れ会と歓迎会が行われました。そこで描いたものです。
 上の人は、3月にドイツから来日した牧師、サビーネ・クルーガーさん。下の人は、3月でNCC JEDRO (震災対策室)を去り、新しい職場へ行くデイヴィッド・マッキントッシュさん。
 ここ数か月、電車でのスケッチにはっきり言って飽きてきていたので(理由はいろいろあります。言い訳ではなく)、人物スケッチの機会が減っていました。でも昨日は久しぶりに「描くぞ」という気持ちで描くことができて、 その気合いに見合った出来の作品になったので、満足してます。

 サビーネさんは日本の大震災被災地支援のためにやってきました。3年の契約でNCCと協力しながらお仕事をしていくのですが、最初の1年は日本語習得に力を注ぎます。外国語を習得すること、しかもある年齢を過ぎて、母国語とかけ離れた言語を学ぶことがどれだけ大変か、僕自身、身にしみて感じていますから、その姿勢に頭が下がります 。穏やかな人柄の素敵な人です。
 デイヴィッドさんはカナダの牧師。幼いころ日本に住んでいたので、完璧なバイリンガルです。通訳としてだけでなく、またさまざまな方面で活躍してくださいました。ユーモアのあるやさしい人です。

 話は逸れますが、ぼくは外国人と話をするのが好きです。僕自身は全然外交的ではなく、むしろ内気な性格なのですが、外国の人たちとコミュニケーションをとることは(当然、欧米人だけじゃありません。アジア、アフリカ、中南米、どこでも)自分の世界を広げてくれるから好きなのです。
 そして、その人たちと近づくときに 役に立つのが、絵です。絵を描いてあげる。するとすぐに友達になれます。若いときからそうでした。へたくそでいいから、その人の絵を描いて、見せる。そこから会話が生まれるのです。僕は英語やフランス語でもできる限りお話をしたいと思うけれど(これもへただけれど)、それに加えて絵を描くことが僕独自のコミュニケーション方法になっています。その賜物が神さまから与えられていることをぼくはすごく感謝しています。

マラソンをやってる意味2013年03月10日

 
どのあたりを走ってるときかな


みんなで万歳

 東京マラソンの写真ができてきました。そのうちの2枚を掲載します。
 下の写真はいかにも東京マラソンらしい様子がわかる映像ではないでしょうか。たまたま僕自身がいい位置で撮ってもらえたこともあって、気に入っています。

 なんだかんだ言って、ランニングを本格的に始めてから丸5年が過ぎました。ときどきこのブログにランニングやマラソンの記事を書いていますが、僕がマラソンの話を通じて皆さんに一番伝えたいことは、僕自身の生活がマラソンに 支えられてきたということ。だから僕にとって走ることは他者との競争や比較ではなく、自分という人間と対話し、しかも社会ともつながることのできる、価値のある活動なのです。今では必要不可欠な、生活の柱の一つとなっています。
 以前に話したかもしれませんが、僕がランニングに関して持ち続けている確信は、ランニングは心身を健全にするという真実です(ただし、あくまでも市民マラソンのレベルの話です)。その確信の裏には、もし僕が5年前に走っていなかったら、鬱になっていたかもしれないという事実があります。
 そもそも走り始めた動機も、息子の都立高校不合格という憂鬱な理由からでしたが、それ以後、走ることを習慣にしていく過程で、心をふさがせるようないろんな出来事に遭遇しました。ところがそんな日々でも、ルーティーンとしてランニングをすると、走り始めてしばらくして、それまで鬱々と沈んでいた心が嘘のように晴れ渡ったのです。そんな感覚をたびたび味わいました。体と心がこんなに密接に結びついているんだという驚きがありました。
 僕は、絵画と言葉とランニングに救われていて、この3つによって自分の精神と体が形づくられているのです。
 ランニングで救われたという記憶が、今も僕を走らせています。これは何ものにも代え難い経験です。理屈ではない。単に健康のためなどという単純な理由ではありません(もちろん、健康は大切ですよ)。だから、僕はまわりの人たちにも、もし怪我や病気などの重大な支障がないのであれば、ぜひ走るといいですよと、お薦めしているのです。歩くだけでも全然違うと思う。
 
 余談ですが、息子が都立高を落ちなかったらマラソンはやっていなかったでしょうね。その意味で、あの出来事には感謝しています。あのときマイナスに思えたことがプラスに転じたのだから。息子も今は念願の大学に入って、充実した学生生活を送っています。

 今、僕は今月24日に行われる板橋シティーマラソンに向けて準備を進めています。

東京マラソン走ったぞ!2013年02月25日


オーダーメイドです

 昨日、東京マラソンが行われ、僕は初めての参加で無事完走しました。風が強く、寒い一日でしたが、空はきれいに晴れ渡ってマラソンには上々のコンディションでした。僕はこの1週間この日のために、食事も含めて体調を整えてきたこともあって、自己ベストを更新できました。4:13:26。昨年3月に荒川で出した記録を4分少々上回りました。
 目標だったサブフォー(4時間切り)には届かなかったけど、初めての東京マラソンでこういう結果を得られて、満足してます。一番心配だったのは、途中で挫折すること。マラソンはデリケートなスポーツなので、ちょっとした要因で思いがけない結果になります。そうならなかったことがうれしい。

 楽しかったですよ。大会の規模が違うと思いましたね。36,000人という数の全体を自分の体で把握することは不可能ですが、日本のマラソン人口のほんの一部を目の当たりにしただけでも驚きの体験です。
 その巨大な集団が、日ごろは車の走る都会の中を駆け抜ける光景は圧巻でした。そしてランナーの視点から眺める東京の街の景観は新鮮でした。新しい歌舞伎座が見られて、嬉しかった。
 コースの最初から最後まで、ほとんど途切れることなく沿道の応援が続いていることも驚きで、市民の関心の高さを伺わせましたね。応援は力になります。

 また外国人の多さ。アジア、ヨーロッパ、北米、南米からの参加者を至る所で見ました。東京マラソンが国際イベントであることを知らされます。
 それから、コスプレの多いこと多いこと。それを見ながら走るのも楽しみの一つでした。何度も笑っちゃいましたよ。
 その中でお伝えしたいのは、18km 過ぎに十字架を担いだイエス様が走っているのを見かけたこと。「イエス様、がんばって」と励ましましたよ。沿道の人たちからもずいぶん応援を受けてました。

 当選するための競争率が10倍を超えてるから、次は10年後かもしれません。でも、また出たい! そう思わせる楽しい大会でした。
 カメラを持っていかなかったので、自分で撮影した大会の写真は1枚もありません。プロが撮ったものを買う予定なので、後日それを掲載します。ごらんの写真は、今回使用したシューズ。自分の足型に合わせた名前入りの特注です(妻には内緒)。去年11月のつくばマラソンに続いての登場でした。

渦中の人、2人2013年02月11日


あのパフォーマンスがもう見られない

困った顔のソノダさん

 ご無沙汰してます。絵の新作をお送りします。スポーツ界の渦中の人たちです。
 誰だかわかりますか? 二人とも最近、現職を引退しましたけど、でも引退の時の状況が全然違います。一人は惜しまれながら。もう一人は批判され、謝罪とともに。同じ表舞台から消えるにしても、問題を起こしてっていうのじゃ悲しいことです。

荒川30K マラソン 励まされて2013年01月27日

 きのう、荒川30K(キロ)マラソンを走りました。
 去年と違って、みぞれが降るような悪天候ではありませんでしたが、冷たい風が吹いていました。気温は5℃を 超えなかったでしょう。スタート直前に手袋をリュックから出すのを忘れていたことに気づいたけれど、時遅し。素手で走るのは、やっぱりちょっと冷たかった。どのレースの時も、ぼくは必ず何かの不備に気づきます。
 さて、全体に体調は悪くなかったはずですが、いつも以上に体が重く、最初からペースが上がりませんでした。途中はまあまあ。ところが、25キロ過ぎで案の定、がっくりとスピードが落ちました。そしてゴールまであと3キロというところで、後ろからキロ6分のペースメーカー(出場者に伴走する専門のランナーたち)がやってきて、僕の真後ろで(1メートルくらいしか離れていなかったと思う)、「追いつかれないように、逃げて逃げて!」と叫び始めました。
 男女2名の体育系ランナーはプロフェッショナルですから、まわりの人たちを励ましながら、自分たち同士では明るく冗談を飛ばし合って走ってます。余裕。こっちは息も絶え絶えなのに。ああ、今年もやっぱり追い着かれたと思いましたね。去年も最後に追い抜かれたのです。追い抜かれて罰金を払うとか失格になるとかいうようなことはまったくないのですが、自分の目標がキロ5:30だから、とても情けなくなります。
 このあたりに来ると、体は本当にしんどいのです。別に遅くなっていいじゃん、誰かと競い合ってるわけじゃないんだし、後ろからガンガン言われるのも煩わしいし、どうぞお先にってな感じで、そのまま彼らの後ろに下がろうかと、一瞬思いました。
 でも、なぜか耐えて走り続けたのです。ぼくの真後ろで、甲高い声でみんなを応援する女性ペースメーカー。ちょっとうるさいなと思いながらも、その声を力に変えて足を前に運び続けました。そして、最後の力を振り絞り、彼らに追い抜かれることなく、彼らの姿を見ることなく、ゴールすることができたのです。結果は3:01:11。
 できれば3時間を切りたかったから、ちょっとがっかりの成績でしたが、ペースメーカーたちの鼓舞がなかったら、もっともっと遅くなっていたでしょう。いかにも体育系の励まし方でしたが、ふだんそういう経験があまりないので、新鮮に感じられました。こういうことって、人生に必要だなと思いました。あれがあったから、最後の本当にしんどいところでがんばれたのだと思うと、感謝の思いが湧いてきました。
 ゴール後しばらくしてぼくは振り返り、二人のペースメーカーの顔を見ました。いかにもスポーツをしているよという感じの、元気で明るそうな人たちでした。

追記(1月28日):今、調べたら、この女性ペースメーカーは江田良子さんと言って、元世界陸上マラソン日本代表選手でした。初心者向けの指導をされているようで、月間ランナーズにも記事を連載しているし、30K レース後も特設ステージ上で、効果的なトレーニング方法を紹介していました。

水仙2013年01月07日


いつもの透明水彩で

 今年最初のスケッチ。今年に入ってから絵は描いてますが、仕事のイラストだったり、写真を見て描いたりだから、実物を見て描くのはこれが2013年の第1号ということになります。一輪挿しに飾ってあった水仙。郷里、福井の県花です。
 年賀状の1月の部分にも描いたのですが、あれは図鑑を見て描きました。インターネットの写真であれ何であれ、写真は必ずしも形や色が正しくわかるわけではありません。やっぱり実物を見て描くことは大切です。形や色の構造、バランスがよくわかります。その時、自然の偉大さ、自然の作り出す美を知って感動するのです。
 この花、年末に妻が買ってきたもので、実は少ししおれかかっています。でもそのまま描きました。1本の茎から4輪の花が出ているのですね。一つはこれから大きくなろうとしているのだけれど、その前に枯れちゃうかな?

あけましておめでとうございます2013年01月01日


いろいろ遊んでます。

 あけましておめでとうございます。いろんな問題が自分の周りにも日本にも世界にも山積ですが、そんな中で無事に新年を迎えることができました。これは奇蹟ですね。
 ここを訪れてくださる皆さまのおかげで、昨年もブログを続けることができました。ありがとうございます。また、大病も怪我もなく健康が守られ、多くの人に支えられて一年を過ごすことができたことを感謝しています。どうぞ今年もよろしくお願いします。

 今朝7時前に、走り初めをしました。いつものように公園内を10km 。今年は2月末に東京マラソンを控えてるし、3月には荒川にも出る予定(どちらもフルマラソン)。本格的に準備をしなければ、悲惨な結果になってしまいます。11月のつくばマラソンのあと、先月は走る回数が減ってしまったのです。これではいけません。ちょっと気持ちを入れ替えましょう。
 元旦早々、公園では大勢の人たちが走ってました。皆さん走り初めですね。

 さて、今年は柄柄蛇(ガラガラヘビ)の年賀状でご挨拶です。日ごろ、どうしてもコンピュータによっかかって仕事をすることが多いので、もっと手作り感を取り戻したいという気持ちがありました。なので、今回は90%手描きで作ってみました。
 柄柄蛇という基本アイデアは10月の中頃に、あるテレビ番組を見ていて思いついたのですが、その後あれこれ思い浮かんで、最終的にこうなりました。視覚的にいろいろ遊んでます。今年は、こんなふうに手描きを重視して、しかも目いっぱい描いていく姿勢で、作品を作っていきたいと思っています。

年賀状2012年12月28日

 年賀状を投函してきました。おお、間に合ったぞ。数は多くないのに、宛名書きは いつもたいへん。
 ところで、ぼくは年賀状の宛名書きは必ず筆ペンで手書きでやってます。悪筆 なのだけど、とにかく筆文字にする。それから一人一人にひと言添えます。
 よくいろんな人と話すことですが、絵から宛名まですべてパソコンで作って、手書きがどこにもない年賀状って何なんだでしょうね。ひと言添えることもしていない。形式だけの年賀状ならやめてほしい。
  と、怒っててもしょうがないか。

 さて、デザイナー・イラストレーターである僕としては、一般の人たちと違って、年賀状はただ出せばいいというものではありません。だから、当然、既製のデザインを使ったりはしません。毎年オリジナル の絵とデザインで作ってます。
 しかし、毎年、年末ギリギリで作る羽目になって、忙しさや何やらで、満足のいく仕上がりにはなってきませんでした。どこかやっつけ仕事だなーという思いが常にあったのです。これがプロの仕事か?こんなんじゃあだめだな、というような出来。だから、今年はちょっと力を入れました。11月にアイデアが思いついてから、構想10年 、制作3年、制作費10億円!(笑)
 冗談はおいといて、とにかくもう少し、イラストレーターとして、 絵描きとして、腕を磨きながらやっていこうよっていうものを作ってみたつもりです。元日にご披露します 。

 来年のぼくの漢字は「 備」です。" I'm Good to Go! "
 皆さま、良いお年を。