母の肖像2012年10月01日


現在87歳

 今朝、郷里の兄から久しぶりにメールが送られてきて、最近撮影した母の写真が数枚、添付されていました。そのうちの1枚は、母の穏やかな様子を伝えるものでした。現在87歳です。夜、僕は急に思い立って、その写真を見て母を描くことにしました。僕は基本的にスケッチは実物を見て描くようにしていますが、遠く離れて暮らしている母の場合には、それはかないません。実際に母に会って描いたのは、もう何年も前のことです。
 母の認知症もかなり進んだようで、同居している長男(僕の兄)のことさえ息子だとはわからないのだから、しばらく会っていない僕のことはすっかり忘れていることでしょう。

ヒガンバナ2012年10月13日


数輪、咲き始めました

 わが家のベランダにある鉢植えのヒガンバナが咲きました。1週間ほど前のことです。数輪開いた頃に描きました。写実は時間がかかるので、ヒガンバナの印象を、絵の具で表しました。あの、花びらやおしべが交錯している様子を描きたかったのです。
 満開の時期も過ぎて、今はもう色あせてしまってます。来年また美しい赤を見せてくれますように。

コクワガタ2012年10月16日


体長は約35mm。

  2週間前に描いたものです。このコクワガタ、今も生きています。冬眠態勢に入ってますけどね。カブトムシと違ってクワガタは種類によっては越冬するものもあるそうですが、わが家ではまだ一度もその例がありません。一人で勝手に期待が高まっています。
 今、わが家で生き延びている昆虫は、これともう1匹、アオドウガネ(先月、絵を掲載しました)。でも、アオドウガネはずっと土に潜っていて行方不明。
 虫や花をリアルに描くのもいいのですが、そうじゃない描き方もしたくなります。クワガタのざくっとした感じを出したくて、筆ペンタッチのサインペンで描きました。

サイボクハムのブタちゃん2012年10月18日


イギリスの絵本のような

 今日、本棚の上を整理していたら数枚のスケッチを見つけました。その1枚。5年前に描いたものです。
サイボクハムという、埼玉にある豚の牧場で、温泉もありレストランもあり、もちろん料理の中心は豚、というちょっとしたお楽しみの場所です。4年前に車を手放してから行かなくなってしまいましたが、また行ってみたい。
 牧場に観賞用の豚がいて、そのうちの1頭をスケッチしました。僕は豚、ハムスター、ペンギン、ミツバチといったメタボ体型の生き物が好きで、絵にも描きたいし、近くに置いておきたいといつも思ってます。このブタちゃんは、餌を食べるのに夢中だったので 、同じポーズでいてくれて、とてもいいモデルさんでした。おかげで古き良き時代のイギリスの絵本のような仕上がりになりました。
 実物を観察しなければわからないことですが、この背中のゴワゴワの毛がいいのですよ。そういえば、以前 上野動物園で見た虎のヒゲもものすごく硬そうでした。ガラス越しに間近で見たのです。そういうことって、やっぱり実物を見なきゃわかりませんね。
 ついでに言うと、これは絵はがきサイズの水彩紙に描いたのですが、絵の具のしみこみ具合と筆のタッチの表れ方が僕好みで、気に入ってます。

出水芙蓉2012年10月21日


ガラスの急須で入れました

 妻が職場の同僚の人から台湾土産をもらいました。工芸茶というもので、袋には「 出水芙蓉」と書かれています。草で包んだ小さな団子のように見えるのですが、お湯に入れるとふわーっと広がってお湯の中で花を咲かせるのです。水中花のような感じですね。キンモクセイや百合やジャスミンの花と茶葉を組み合わせて作るようです。
 3日前の夜に家族で飲みました。ジャスミン茶の香りがして、とても気持が休まりました。飲む前に大慌てでスケッチして(みんなが待っているから)、きょう彩色しました。家でいつも使っているガラスの急須に入れたのですが、このお茶を飲むにはちょっと高さが足りなかったようです。あとでインターネットで調べたら、ワイングラスのような(しかも白ワインを入れる大きなグラス)深さのある容器の方が、花が上下にしっかり広がって美しく見えるようです。

ラヴェンダー2012年10月22日


アリが一匹

 わが家のベランダに植えてあるラヴェンダーが(ベランダのラベンダー)少しずつ咲き始めました。その内の一輪を描きました。自然界のものはどれもそうですが、じっくり観察していると、形も色も驚くことばかりです。絵を描く作業は、対象をしっかり見ることです。そうすることで、ぼんやり見ていたのでは得られない感動を体験できます。
 この花、実は茎がもう少し長いのですが、画面に葉っぱも描きたかったので短く描きました。
 ところで、先端の右に描かれているものは、アリです。2匹ほど花びらの間を這い回っていました。


武蔵美芸祭へ行きました。2012年10月29日


入り口に置かれたモニュメント

 楽しい楽しい武蔵美の芸祭に、土曜日(27日)行ってきました。娘の加愛は今年4年生で 卒業制作やら別のことで忙しいらしくて、芸祭には出品しませんでしたが、このイベントは毎年、見に行く価値があります。学生の力作を見て回ると心がワクワクして、本当に楽しいのです 。
 ちょうどお昼に会場に到着して、それから4時半ごろまで、途中食事も含めてずっと歩き回りましたが、もちろんこれくらいの時間ですべてを見ることは不可能です。いつものことですが、自分で見たいものをあらかじめ限定して見るしかありません。それでもなかなかのツアーです。
 まあ、それにしても美大の学園祭は面白い。たくさんのエネルギーとインスピレーションをもらいますね。そうだ、生きていこう! って、前向きになれます。